当社は、愛媛県北部に位置する大島で鯛を専門とした養殖業を営んでいます。

養殖場は、来島海峡に近く、しまなみ海道沿いに位置しています。江戸後期よりカネキの屋号で漁業を営んでおりますが、漁の方法は時代に合わせ変化してきました。
現在の鯛の養殖は、消費者の生活レベルが向上し，食品に対するニーズが多様化してきた昭和40年代から開始しています。

近年、消費者の食に対する安心・安全、品質などの要求が高まっていますが、 当社は常に、「最高のものを提供する」ことをモットーに高品質な鯛を生産してきました。 稚魚の仕入、養殖、そして出荷まで、最高のものを提供するためにはどうすればいいかを常に自問自答しながら、当社独自の生産体制を構築してきました。
当社の鯛は「カネキ印来島鯛」のブランドで、全国各地に出荷されています。時代とともに、消費者ニーズは変化していますが、以下の経営理念を経営の基本にしながら、消費者ニーズに対応した魚作りに力を入れていくつもりです。

1. 高品質の真鯛を安定供給し、鯛の食文化を守る
2. 消費者ニーズに対応した商品づくりを行う。
3. 養殖に適した環境を保全し、瀬戸内の海と共生する。

カネキ水産(株)代表取締役　矢野　健徳